近接情報検知アプリ提供、新型コロナウイルス感染症対策テックチームと連携(厚生労働省) | ScanNetSecurity
2024.06.01(土)

近接情報検知アプリ提供、新型コロナウイルス感染症対策テックチームと連携(厚生労働省)

厚生労働省は内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム事務局と連携し、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に役立つことを目的に、新型コロナウイルス接触確認アプリを開発、6月中旬にリリースを予定している。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
厚生労働省は6月12日、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム事務局と連携し、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に役立つことを目的に、新型コロナウイルス接触確認アプリを開発、6月中旬にリリースを予定していると発表した。また、同日時点の準備内容に基づく本アプリの概要、アプリ利用者向けQ&A、利用規約等をホームページに掲載した。

同アプリは、スマートフォンのBluetooth機能を利用し、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受け取ることができるアプリ。Bluetoothで他のスマートフォンと近接した状態(約1メートル以内、15分以上)を検知し、接触符号として記録する。1日1回の通知により、近接した人数を確認でき、陽性者として登録しているユーザとの近接情報も確認できる。症状がある場合には保健所に外来受診予約などを申し込める。端末情報や位置情報、個人を特定できる情報は暗号化され、14日で自動的に無効化される。

アプリは6月中旬にリリース予定で、日本語版のほか英語版、中国語版も用意される。同サイトではQ&Aや利用規約、プライバシーポリシー、仕様書まで公開されている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×